今、重要視されている「水着ゾーン」。「プライベートゾーン」と表現される場合もあります。
水着ゾーンとは?
水着ゾーンとは、水着を着て隠れる場所のことです。具体的には「むね」「おまた」「おしり」、そしてもう1つ忘れがちなのが「おくち」。この4つをまとめて水着ゾーンと呼びます。からだの中でも特別に大事な部分です。
性的虐待は表に出にくい深刻な問題
年々増加を続ける児童虐待のなかでも、性的虐待は特に表に出にくい深刻な問題です。幼少期から被害を受けていると、それを「異常」だと認識できないケースがあります。成長して異常に気づいたとしても、「恥ずかしい」「自分が我慢すればいい」といった感情から、なかなか相談できないのが実情です。
性的虐待の被害にあった子どもは、その経験を一生のトラウマとして抱えて生きていかなければなりません。受け入れ、乗り越えることにも長い時間がかかります。
「自分で守る力」を育てる
いのちの教室では、子どもたちが水着ゾーンを「自分で守る」ことができるよう、絵本を使って分かりやすくお話しています。
子どもたちは素直に「おっぱい!」「おまた!」「おしり!」と自信を持って答えてくれます(おくちは毎回忘れがちですが)。
水着ゾーンを「見せて」「触らせて」「写真・動画を撮らせて」と言われたときはどうする?と聞くと、「だめ!」「いやだ!」としっかり答えが返ってきます。
実際の講座では、子ども同士でおちんちんを叩いてふざけている場面で「それはやっちゃいけないんだよ!」「さっき先生が話してたじゃん!」と注意し合う姿も見られ、とても嬉しい瞬間でした。
なぜ水着ゾーンを守らないといけないのか
その理由は、次の「妊娠・出産」のお話で、より深く理解できるようにカリキュラムが続いていきます。水着ゾーンは「いのちを産み出す場所」「いのちのバトンを渡す場所」——だから守らなければならないのです。