愛着形成 2026.02

いのちの教室での活動を通じて、私が改めて大切だと感じていることがあります。それは「愛着形成」と「基本的信頼感」です。

生まれた時はまっさらな心

人間は誰しも、生まれたときはまっさらな心を持っています。生まれて初めて知る社会は「家庭」です。家庭のあり方が、その子にとっての社会のイメージになります。

乳児期(0〜2歳)は特に、母親との信頼関係を築く大切な時期です。この時期に母子分離が長時間になったり、ネグレクトなどの虐待を受けたりすると、その子にとって世の中は「冷たいもの」「誰も自分を守ってくれない」という認識がベースになります。自分も人も信じられない——そんな思いが潜在意識として心の奥底に残り続けるのです。

基本的信頼感は人格形成の土台

基本的信頼感は、人格形成の土台部分です。土台がもろい家はすぐに崩れてしまうように、この土台がしっかりしていなければ、その後の人生にも大きな影響を及ぼします。

愛着形成が十分にでき、基本的信頼感を得られた子どもは、ありのままの自分を受け入れることができます。困難に直面しても「何がいけなかったのか」「次はどうすればいいのか」と前向きに考え、学び、次につなげていくことができるのです。それはつまり、自己肯定感がしっかり育まれているということです。

素直であるということは、本当に大切なことです。

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